日本の各地で「森のようちえん」に共感した動きがあります。
子どもたちの発達が自然の中で調和的に行われることにあらためて気づいた人々による静かで積極的な動きです。
その背景には子どもを取り巻く環境の「劇的な変化」があります。この大きな変化に対し、幼児教育もかつてない「変革」を求められています。
私たちは「子ども時代」に必要な本質的なものを見直すことを出発点に、里山や野はらの中で、子どもらしさを満開にしつつ遊び戯れ、自然に対する興味をひろげ、人との関わりの中で学ぶことを支援したいと考えています。
また、どれほどメディアが移り変わろうとも、精神活動の土台は「言葉」であり、美しい母語に出合うことが大切だと考えています。
大切にしたい5つのこと
からだ
自然の中で歩き、戯れることで体の根幹をつくります
こころ
「自然」と「人」に対する畏敬と関心を育みます
つくり楽しむ
形、絵、音…… 作る、ふれる楽しさを味わいます
いつくしみ
あるがままで愛しまれる経験をとおして自らも他を愛しむ土台をつくります
ちえ
智恵の土台としての言葉の力を身につけることで深く考える基礎をつくります