森のようちえんの考え方では、雨もまた子どもたちが様々なことを感じ、身体感覚を養う格好の場です。雨の日の野山も積極的に楽しむ子どもになります。しかし、警報が出るほどの大雨や、風が強くて歩くのが危険な場合には、屋内スペースでの活動に切り替えます。
保育者はケガの対応などのために救命講習を受けています。ハチよけの捕獲網、ハチ刺され対策やケガの対応のための救急セットを常に携行しています。
散策はすべて携帯電話が通じるエリアです。また、フィールドの危険な場所を把握するとともに、不審者対策にも気を配ります。
主に地震等の災害発生時の対応方針です。
・すみやかに「ののはな」スペース(耐震構造、窓ガラスは飛散防止フィルム加工、海抜20m以上)に退避します。
・「ののはな」スペースの床下には2日程度すごせる量の飲料水、食糧、毛布を全員分備蓄しており、保護者の方が帰宅困難の状態でもお子さんを保護します。
野外活動を主体とした保育ならではのリスクがあります。上記のような安全指針を掲げるとともに、子どもたちの「自分の身を守る力の成長」も大切にします。つまり、「小さいケガが大きなケガを防ぐ」という考え方です。この点へのご理解をお願いしています。
・「ののはな」の保育者は、フィールドのリスクの熟知、情報の更新を行います。
・救急・救命訓練を受けており、野外ではFirst Aid Kitやハチ捕獲用網を携帯しています。
・災害時(津波・地震)対応についても子どもたちと一緒に訓練を行います。
・スポーツ保険への加入を行っています。